現在レーシック手術は、欧米を中心に世界各国で普及しています。普及の要因は手術時間は20分程度で、日帰りで治療ができるという点や、ほとんど無痛に近い手術であるという点が支持をされているためです。翌日には術後に目標としていた視力にまでほぼ回復しているため、日常生活に支障をきたすことはないというのがレーシックの最大の魅力です。そのレーシック手術を担う、最先端技術と機器が今後、益々進化していくと考えられています。
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WaveScan
WaveFrontシステム |
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WaveScan WaveFrontシステムは、高精度のウエーブフロントデータ測定し、角膜や水晶体の収差を高度な解析を行い手術の最適化をはかります。角膜の状態をより忠実に再現するフーリエアルゴリズムを採用しています。ここで得られたデータをエキシマレーザーに反映させウェーブフロントガイデットレーシックカスタムビューを行います。
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エキシマレーザー |
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エキシマレーザーとは、コンピューター制御によって切開や切除が正確にできる紫外線レーザーで、熱を発生がないため、やけどの心配がありません。
また、発がん性はなく、角膜組織に悪影響を与えません。角膜などの組織、必要な一部分だけをを安全に切除することが可能です。
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イントラレースFSレーザー |
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イントラレースFSレーザーは、マイクロケラトーム(刃物)を使用せずに安全・正確にフラップを作成する最新の医療技術です。
マイクロケラトームよりもさらに精度の高いフラップ作成は行え、均一な厚みの薄いフラップが作成可能。また、マイクロケラトームでは高次収差の発生がありましたが、それをを抑制し、ずれ・しわなどトラブルの可能性は限りなく低くなりました。
手術の適応範囲も広り、従来のレーシックで適応外だった方も適応となるなどのメリットも生じました。
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オートレフケラトメーター |
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眼の遠視・近視・乱視とその程度を測定します。分かりやすく言えば、近視や遠視の強い・弱いを屈折力で表す器械です。
近視、遠視、乱視がどの程度あるのか、角膜のカーブの状態をみます。
○ 屈折値の測定
○ 角膜径、瞳孔径の測定
○ 瞳孔間距離測定
○ 角膜曲率半径 |
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TMS(角膜形状屈折力解析装置) |
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角膜形状屈折力解析装置を使って、角膜の形を測ります。角膜の屈折力の分布をコンピューターで解析し、カラーマップにします。角膜サイズ、形状、表面パワーについて屈折力を把握することができ、角膜の乱視の有無や特徴を調べます。
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スペキュラーマイクロスコープ |
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角膜の透明性の保持に重要な役割を果たしている角膜内皮の異常の有無を測定します。
○ 角膜内皮細胞測定
○ オート解析+マニュアル解析
○ 非接触型の角膜厚の同時測定
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ノンコンタクトタイプトノメータ |
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眼の硬さを測る検査です。空気を吹き付けて測定することで、角膜に触れずに眼圧を測れます。この為、伝染性の眼疾患、その他の圧入眼圧計圧平眼圧計で測ることが出来ない場合にも測定が可能です。
○左右両眼をフルオート測定する眼圧計
○ 短時間で検査を終了させることができ、被験者の負担を最小限にします。
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エピケラトーム |
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エピケラトームとは、EPI-LASIK(エピレーシック)で使用する、マイクロケラトームよりもさらに薄い角膜上皮のみのフラップを作成することができるケラトームです。
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マイクロケラトーム |
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マイクロケラトームとは、レーシックにおいてカンナのような役割をする電動メスです。
マイクロケラトームを使い、角膜を切開し、フラップ(角膜のふた)を作ります。安全性重視のため、マイクロケラトームの刃は使い捨てとなっています。
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